障がいの社会モデルを正しく理解し
共生社会で活躍する人材育成をサポート



総合的な学習として、障がい(者)理解を促進するための
体験型「心のバリアフリープログラム」を提案いたします

障がいの社会モデルを正しく理解し
共生社会で活躍する人材育成をサポート


総合的な学習として、障がい(者)理解を促進するための
体験型「心のバリアフリープログラム」を提案いたします

共生社会の実現に向けて
障がいの社会モデルを理解する

Blue Planet

「障がいの社会モデル」とは、「障がい」は個人の心身機能の障がいと社会的障壁の相互作用によって創り出されているものであり、
社会的障壁を取り除くのは社会の責務であるとする考え方です。
近畿日本ツーリストの「心のバリアフリープログラム」は、共生社会で活躍できる人材育成を目指すSDGs探究学習です。

心のバリアフリープログラムの特徴

心のバリアフリーとは、様々な心身の特性や考え方があるすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うことです。
各人がこの「心のバリアフリー」を体現するためのポイントは、「ユニバーサルデザイン2020 行動計画」では、以下の3点とされています。

1

障がいのある人への社会的障壁を取り除くのは社会の責務であるという「障がいの社会モデル」を理解する

2

障がいのある人(及びその家族)への差別(不当な差別的取扱い及び合理的配慮の不提供)を行わないよう徹底する

2

自分とは異なる条件を持つ多様な他者とコミュニケーションを取る力を養い、すべての人が抱える困難や痛みを想像し共感する力を培う

なぜ、旅行会社が障がい(者)理解促進プログラムを提案するの?

1997年から、宿泊施設、観光施設、交通機関などと協力をしながら、要介護高齢者や、様々な障がいがある方が、安心してご参加いただけるバリアフリー旅行を創造してきました。
私たちが創造してきたバリアフリー旅行は、リフト付きバスやバリアフリー客室などを組み込むだけの、物理的な課題解決をするだけでなく、一人一人のお客様の「旅への課題」や「思い」に寄り添い、それらを、旅先で少しずつ解決することで、自信や勇気を取り戻していただくお手伝いもおこなってきました。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技会開催を契機に、公共交通機関や大型商業施設、主要観光都市を中心に、誰もが安心して外出できる環境が整備される中、私たちがご提案する「旅のカタチ」も多種多様化していかなければならないと考えています。

そして、企業や自治体、各種団体の皆様との連携による新しい課題解決型の旅行企画へシフトしたり、障がいがあるお客様へ旅行を提案するだけでなく、障がいのない若い世代に向けて障がい(者)理解促進したいと考え、教育旅行を通して、私たちの経験や知見、ネットワークを活かした「心のバリアフリープログラム」の提案をしたいと考えています。

3つのカテゴリーから選べる心のバリアフリープログラム(例)

1. パラ(障がい者)スポーツ 体験プログラム

クラスの輪を広げたい新学期スタート時におすすめします。

  • 「見えないということ」をブラインドサッカー体験会&視覚障がい者疑似体験プログラムを通して学ぶ
  • 障がいがある人と一緒に楽しめるボッチャの魅力とルールを学んで実際に体験してみる
  • 「視覚以外の感覚を研ぎ澄ませ!」ゴールボール(視覚障がい)の魅力をもっと知ろう
  • 車いすバスケットボール体験プログラム&パラアスリート講演会
  • 車いすラグビー体験プログラム&パラアスリート講演会

2. 当事者(障がい者)の話を聞くプログラム

障がい(者)疑似体験プログラムとあわせて実施して、より深く学べます

  • 聞こえない世界と聞こえる世界をつなぐユニバーサルデザイン(講師 松森果林氏)
  • 車いすユーザーの立場になって、車いすを押す体験と、乗る体験を通して思いやりの気持ちを学ぶ
  • 実演やふれあい体験で、障がい者の自立生活をサポートする補助犬の重要性や役割について学ぶ
  • 手話ダンスパフォーマー北村氏による「手話UDダンス体験会」を通して心のバリアフリーを学ぶ

3. 専門学校・医療福祉系大学向けプログラム

医療・福祉・観光に関わる企業・団体と連携して、より専門性の高い知識が得られるプログラム

  • 軽度の片麻痺を想定した高齢者疑似体験キットで歩行移動困難を体験して、高齢者への配慮を学ぶ
  • 視覚障がい疑似体験で、見えない世界と見えにくい世界を体感し、視覚障がい者への配慮を学ぶ
  • 知的障がい・発達障がいの理解を深める疑似体験&当事者家族の思いを知る
  • オストメイトのことをもっと知ろう!アルケア株式会社・ストーマ装具製造工場見学
  • 日本臨床化粧療法士協会によるもっとお出かけしたくなるスキンケアカバーメイクを学ぶ

心のバリアフリープログラム お問合せから学習実施までの流れ

お申込み期限について

申込受付から実施確定までには、プログラム提供団体との調整期間が必要なため、遅くても実施希望日の2か月前までを目安にお問合せ下さい。
実施確定は、遅くても1か月前には確定していただきますよう宜しくお願いいたします。

STEP1 教育プログラムの内容確認、活用の検討

希望される教育プログラムについて、実施に必要な備品、経費などの条件を十分確認してください。
各プログラム内容に関する不明点や活用にあたってのご相談等は、お問い合せ窓口までお問合せ下さい。

STEP2 学校担当者様との打合せ

学校(ご担当者様)に、弊社担当スタッフ・コーディネーターがお伺いして、内容及びスケジュール・会場等のご確認をさせていただきます。

STEP3 内容・実施日確定・見積書提出(遅くても1か月~2か月前に確認)

学校(ご担当者様)とのお打合せをもとに、予約確定の書類をメールなどで送信し内容確定をします。併せてお見積り書を添付。

STEP4 実施に向けた調整(打合せ)

各教育プログラムの実施に際して必要な調整を、弊社コーディネーターと行ないます。
プログラムによっては、学校との直接打合せの場をあらためて設定することがあります。

STEP5 心のバリアフリー教育プログラムの実施

学校との連携のもと、各教育プログラムを実施します。

STEP6 振り返り(ご要望に応じて実施します)

ご要望に応じて、学校担当者様との振り返りを行ないます。また、教育プログラムの内容や学校の意向により、生徒に対してのフィードバック授業を実施することがあります。別途、ご相談ください。