実施例(体験講座)
視覚障がい(者)疑似体験で『見えない世界と、見えにくい世界』を体感!
視覚障がいがある人への配慮を学ぶ
実施概要
テーマ : 街中や駅のホームで困っている人を見かけたら、あなたは声を掛けられますか?
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流れ
開始→ファシリテーターより活動概要・ねらいを説明・各道具の説明→<見えない世界体験/活動説明と歩行体験>→<見えにくい世界体験 ①視野狭窄、②白内障、③中央暗点、④角膜の黄変の症状 *視野狭窄では歩行体験 感想 フィードバック(学び/まとめ)→終了
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所要時間
50分×1コマ
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対応可能人数
20~100名
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場所
体育館や講堂等、全体で一度に行なうプログラムです
体験内容
1. 見えない世界体験
2. 見えにくい世界体験
生徒の感想
実際に体験した感想
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視界が制限されると思ったより不自由で、視覚障がい者の方の気持ちがよく分かった。
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障がい者の方から見る景色はどういう感じなのか等を知れてよかったし、いつか視覚障がい者のことをサポートすることがあったら今回学んだことが活かせると思った。
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普段見えている世界が見えなくなって怖かったけど、少しだけ視覚障がい者の気持ちが理解できた。
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普段と見え方が違うことや、普段気にしていないことにも、意識したりできたことがよかった。
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体験してみると、ただ歩くだけで上手くいかないことがあって、助けてくれる人の必要性を実感した。
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体験する前はどういう視覚障がいがあるのかなど、あまり知らなかったけど、今回体験してみて、どういう視覚障がいでどのような影響があるのか等を知ることが出来ました。また、目が少しでも見えないことはとても怖いことだと思いました。私たちが今できることをしっかりと考えることが大切だと思いました。
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今回、新しい経験をさせていただいて、視覚障がいのこととかについてよく知れたし、自分もその立場に立ってみて、すごく怖かったし、困ることも沢山あって、介護者の方とか周囲の支えとかが大切だと思ったので、私も支えてあげるようにしたいです。
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全盲を体験してみて、こんなに真っ黒な中での生活をしているのだと思うとすごく怖いし私にはできないなと思ってしまいました。街中でもし視覚障がい者が困っていたら、声を掛けようと思いました。
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何も見えなくてどこを歩いているかわからなかったけど、よく耳を澄ますと、蝉の声が聞こえてきたり、ペアの子が誘導してくれたりして安心して歩けました。でもやっぱり怖いので、実際に見かけたら、絶対に助けたいです。
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最初は怖い気持ちもありましたが、会話をしたり、案内されて、怖い・不安などの気持ちが全くなく体験しました。またしっかりと「階段」などのことを言わないとわからないことが沢山あって、事故のリスクが高いことがわかりました。
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当たり前に生きていられていることにあらためて感謝した。自分が実際に体験することが出来たから、頭でも身体でも感じ取ることができて良かった。放っておけないと思った。
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視覚障がいの人の苦労が少し分かったような気がしました。これから見かけたりしたら、積極的に声を掛けたいと思います。
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実際に体験してみて目が見え ないと生活するのが大変ということを知ることができたので、だれか困っている人がいたら声を掛けられるようにしようと思いました。
視覚障がいがある人たちが安心して外出するために必要なことは?
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駅などホームドアをしっかりと付ける。ガードレールなどがない道を歩くのは不安だと思うから。白い線などはもっとわかりやすくする。
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学生時代にこういった疑似体験をして、視覚障がい者が日々感じている思い(恐怖・不安など)を体験すれば、理解者が増えて安心して外出できると思った。
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障がいを持っていない人が、もっと障がいについて知れば、安心して外出できると思います。
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今でも駅のホームドアがついていない駅があるけど、絶対につけなくてはいけない制度にする。
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案内が、案内板だけでなく音声案内をつければ、もっと安心して動き回れると思う
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白杖をもっと進化させる(障害物を察知して知らせる)
アンケート結果
2020年7月30日に実施した都内私立〇〇高校(1年生)の視覚障がい疑似体験の参加アンケート結果